油絵ＫKikuch菊の花 静物画 額48.5×39.2×5絵33×23.5cm

明治後期から大正時代を感じさせる菊を描いた静物画です。この時代の人は根を詰め身を投じて絵を描きました。それが現わされています。 構図も面白いところがあります。大抵は花を描くときに背景を花に合わせて色を塗ります。この絵は室内にあることをあえて示し、そして室外まで描いています。これが他の花の絵とは違うところです。 作者不詳です。サインは入っていますが、誰だかわかりません。しかし、この絵が確かにこの絵描きが存在したことを表しています。この時代に合う額がなかなかないのですけどもこの額はぴったりです。少し金箔が剥がれていますが、これも時代を表すものですので気にならない方はどうぞお買い求めください。